AVR32 Studioがアップデート(2.3)していた

AVR32 Studio機能でプロジェクトを新規作成すると、ソースファイルを生成してくれるが、どうもこのファイルが古いということに気が付いた。
ソースファイルの元は、AVR32 UC3 Software Frameworkのはずだが、最新版Ver 1.5.0ではなく1.4.0のものが利用されている。



ふと思いついてAVR32 Studioのページを見てみると、「2.3」が出ている。私がダウンロードして1週間程後にバージョンが上がっていたらしい。
つまり最新版を使っているつもりで、最新版ではなかったと言うこと。
私のミスだけど、Update実行しても教えてくれない開発環境にも問題があるよなあ。

旧版をアンインストールして、AVR32 Studio 2.3.0をインストールして、新しくプロジェクトを作成したら、プロジェクトに含まれるドライバの先頭行が「AVR32-SoftwareFramework-AT32UC3B-1.5.0」になった。

ついでにグチを。
AVR32 UC3 Software Frameworkのソースコードの改行はかなりバラバラだ。WindowsだけでなくLinuxもサポートするので良くありがちな話でもあるが、1つのファイルの中でも改行コードの「\n」と「\r\n」が混じっていたりする。
見つけたところでは、先頭行の「/* This source file is part 〜」が常に「\r\n」でその他の行(\nのこともあれば\r\nもある)と食い違っている。たぶんこの先頭行はプログラムで自動挿入したんだろう。
コンパイルでエラーが出る訳でもないし、AVR32 Studio(というかEclipse)のエディタが文句を言う訳でもないが、以前書いた「割込処理の高速化(案)」を実現するツールを作ってみて、元ソースとdiffしたらいろいろ食い違いが発生するから何だろうと気に掛かった次第。
Windowsならともかく、Linuxならsed等のフィルタ・プログラムを使えば間単位統一できるだろうに。